〒329-2732
栃木県那須塩原市一区町200
TEL:0287-36-2530
FAX:0287-36-4033
事業内容
弊社は、大正14年に手漉き和紙から身を起こし、以来、襖紙、壁紙、特殊紙の製造販売をいたしております。
創業以来、襖(ふすま)紙原紙を中心に、古紙リサイクルや非木材の有効利用を推進し循環型社会対応商品に取り組んでおり、ISO14001認定取得工場でもあります。
また、伝統の襖紙以外にも、天然繊維(バージンパルプ、非木材繊維、古紙等)を使用した紙にとどまらず、新素材や特殊繊維等を使用した高付加価値商品の開発にも積極的に取り組んでおります。
・襖紙、壁紙
和の伝統である襖紙が当社の原点です。
古紙を主原料とした独自の技術で、加工に、施工に適した紙作りをしております。
写真は、当社原紙を印刷加工した襖紙製品の一例です。
《※引用画像:ルノン株式会社 新鳥の子襖紙『凛』 ⇒引用元へリンク》
・循環型商品のご提案
事業活動で発生する残渣物を廃棄するのはもったいない!
廃棄物は見方を変えると資源になる可能性を秘めております。
[古紙や残渣物を循環型商品へ (事例1)]
弊社では一枚の紙を1層から3層構造にすることができます。また、層別に異なる原料を組み合わせることが可能です。
例えば、「カットした靭皮繊維や、藁(ワラ)を粉砕した素材を紙の中に入れた美観の良い製品が欲しい。しかし、ぽろぽろ素材が取れるのは不具合。」
その場合、素材を中間層に入れて表に透ける程の薄い紙を貼り合わせることにより、製品の意匠を維持しつつ素材の脱落を防ぐ紙にすることができます。
また、意匠性だけでなく、機能の異なる原料の組み合わせも可能です。
[古紙や残渣物を循環型商品へ (事例2)]
今、企業には、社会責任を全うするため、環境への配慮が重要視されており、廃棄物削減活動、及び廃棄物を有効に、そして再び活用することを要求されております。
弊社では環境問題を是正するひとつの手段に、廃棄物の再資源化を提案しております。企業活動の一環から排出される廃棄物の責任を担うお手伝いをいたします。
上記事例に加え、例えば、紙製品加工時に発生するやれ紙(加工ロス、損紙)。たとえば、使命を終えて廃棄される運命の切符や紙幣他残渣物。これらを資源として再生させ、再び循環させることができます。
事例のイメージ
残渣物 | → | ①ゴミ | → | 廃棄処理 | ⇒ |
ゴミ問題、CO2排出、大気汚染 環境汚染、森林破壊、地球温暖化 |
↓ | ||||||
→ | ②資源 | → |
製紙・加工 リサイクル |
⇒ |
環境問題低減 循環社会構築 |
・特殊紙、湿式不織布
弊社は古紙が主原料の紙作りをしておりますが、中には機能性を付与した高機能・高付加価値の特殊紙、湿式不織布の生産も可能です。
撥水する紙、吸水する紙等々・・・、機能に応じた製品開発にも積極的です。
是非、開発のご依頼を賜れれば幸いでございます。
※ロット、価格、納期などについては個別にご相談ください。